大岩扇山

更新日:2021年04月01日

手前に民家があり、奥に木々が生い茂り頂上が平らな形をした大岩扇山の写真

 大岩扇山は標高691メートル森川左岸にあり、頂上部がテーブル状の形をした溶岩台地である。これはメサと呼ばれ、玖珠盆地周辺の多くの山々はこの山容を成す。玖珠川を挟んで標高1140メートルの万年山は、上下二段の二重メサとしても有名である。大岩扇山はこの独特な景観から、昭和10年(1935)に国の天然記念物として指定された。また、耶馬日田英彦山国定公園区域にも入っている。
 この山の南側には、標高720メートルの小岩扇山があり、二つの山の間には江戸時代森藩の参勤交代道がのびている。地元では、この岸壁の柱状摂理を櫛に見立て、大岩扇山を男櫛、小岩扇山を女櫛と呼んでいる。

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