清田川のレンゲツツジ群落

レンゲツツジは、下毛郡山国町槻木藤原から玖珠町の池の原に至る丘陵一帯に、かつて群生地が続いていた。清田川の群落はその一部で、標高570〜621メートルの牧ノ平台地一帯が指定されている。
レンゲツツジは、ツツジ科の落葉低木で高原などによく群生し、花は5月上旬から中旬にかけて見ごろである。色は朱橙色や黄色と色彩豊かで、落花の途中に花びらがオシベ・メシベにひっかかり、ぶらりと下がる姿から、地元では「つりがねつつじ」ともいわれている。
昭和46年(1971年)には原野火災のため、指定当時に比べ、かなりの株数が減少している。現在では地元の方により苗木の増殖がなされている。
レンゲツツジは、玖珠町の「町花」である。
玖珠美山高等学校(玖珠農業高等学校)との取組み
玖珠町教育委員会は、地元の清田川地区の協力を得て玖珠美山高等学校(当時玖珠農業高等学校)とともにレンゲツツジの調査を行ってきました。
- 平成20〜23年度 主に個体数調査(玖珠農業高等学校)
- 平成24〜26年度 個体数調査やさし木実験等(玖珠農業高等学校)
- 平成27年度〜 さし木調査や食害調査(玖珠美山高等学校)
これまでの取組みをまとめたものです。
更新日:2021年04月01日