山田楽(町指定無形民俗文化財)

更新日:2021年04月01日

亀都起神社の境内で、全身黒色の衣装に身を包み、頭に白色の鉢巻のようなものを巻いて、棒杖を両手で持って演じている山田楽の様子の写真

山田楽は、亀都起神社(大字大隈)の秋季大祭、10月6日に奉納される。
2人1組で14人が杖を使い、御前試合を思わせる「庭楽」、小学生7名による河童に扮する「コモラシの舞」、道化役を演じる「とううちわ」・笛・太鼓・鐘など総勢約35名で演じられる。
明治元年(1868年)に筑後地方から伝えられたといわれている。
演技は、まず笛、太鼓、鐘の囃子に合わせて14人が棒杖を使い、境内まで進む「道楽」から始まる。境内では7組が両方に分かれ、1組が2通りの動作を演じる。その後、楽の由来を述べる儀式があって、河童に扮する「コモラシ」が三様の舞をする。
その間、鬼が出たり、道化役が演じる「とううちわ」などがあり、約2時間に至る勇壮なものである。

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