病害虫(トマトキバガ)にご注意ください!
トマトキバガとは
トマトキバガは、トマトやナス科の植物の葉や果実に被害を与える害虫です。
大分県で実施しているトマトキバガのフェロモントラップで、4月下半期から5月下半期にかけて1地点当たりの誘殺数は、昨年比の約4~6倍で推移しており、トマトの栽培施設では、葉への被害も確認されています。
定植時防除薬剤の残効が切れる時期にも当たるため、産地の防除暦等を活用して地域ぐるみで防除を行ってください。なお、露地栽培のナスや家庭菜園のトマトでも被害の発生が心配されますので注意しましょう。
トマトキバガの対策
- ほ場内をよく見回り、見つけ次第捕殺する。
- 施設栽培では、ハウスの開口部に0.4mm目間の防虫ネット等を設置し、本虫のハウス内への侵入を防止する。
- 発生を拡大させないため、登録のある農薬を散布するとともに、被害葉や被害果実はほ場に放置せず、速やかに土中に深く埋却するなど適切に処分する。
トマトキバガと疑われる状況を発見した場合は適切な防除対策を行うとともに、大分県西部振興局生産流通部(電話番号:0973-23-2217)までご連絡ください。
問い合わせ先
トマトキバガに関する問い合わせ先
大分県西部振興局
生産流通部 園芸第二班
電話 0973-23-2217
更新日:2024年05月24日