玖珠町農地バンク
農地バンクについて
農地バンクとは、農地の所有者が管理できなくなった農地を登録していただき、借りたい方に紹介して農地を利用していただくための制度です。
農業従事者の高齢化や農地の相続などによって、所有者では管理できなくなる農地が近年急増して耕作放棄地となり、鳥獣被害などの周囲に悪影響を与えています。一度農地を荒廃化させてしまうと、元の農地に復元するのは簡単ではありません。
そこで、農業委員会では、耕作していない農地や今後耕作しなくなる農地を農地バンクに登録してもらい、農地情報・利用希望者情報の管理を行い、貸し手と借り手の橋渡し役をします。
農地を貸したい方、借りたい方は、ご相談ください。
登録できる農地
- 農地所有者が管理できなくなった農地(近く耕作を放棄する予定のものを含む)
- 仮登記、抵当権その他担保物件等の設定がない農地
- 相続税・贈与税納税猶予適用農地でない農地
- 山林化していない農地 等
農地を貸したい人
- 町内に農地(田・畑)を所有し、1年以上貸し出しの可能な人
- 玖珠町農業委員会窓口で「登録申請書」に必要事項を記入し、提出してください。(最長3年間登録)
農地を借りたい人
- 町内及び近郊に居住し、農業規模を拡大したい人または新規に農業をしたい人
- 農地を1年以上借り入れることが可能な人
- 農地を耕作目的以外に使用しないこと
貸付農地の情報提供
登録された農地の地番や面積、位置図等を農地バンク利用申込書を提出された方に公開します。ご希望の農地が見つかれば、事務局が所有者へ連絡を入れます。その後に、貸借条件等を双方でご相談いただきます。
賃借料、賃借期間等
農地の所有者とご相談のうえ、決定していただきます。
注意事項
- 農地バンクを利用した農地の貸し借りは、農業経営基盤強化促進法に基づく利用権設定により有効になります。 貸借期間が満了すると、貸借は解除されます。
- 農地バンクで紹介するのは農地の貸し借りのみで、売買のあっせんは原則として行いません。
- 登録された農地は随時紹介していきますが、必ず借りたい人が見つかるわけではありません。
更新日:2023年12月19日