誰も住まない空き家をそのままにしていませんか?

更新日:2022年11月04日

将来イメージ

空き家所有者には管理責任があります

家族の思い出がたくさん詰まった住まい。

ですが、誰も住まなくなって手入れをしないと傷んでしまいます。

そうした状態が長引けば、防災・防犯、衛生面で周囲とのトラブルになることもあります。

大切な財産ですから、問題を抱える空き家とならないように、今後の活用や引き継ぎを考えましょう。

空き家になる前に、権利関係や活用方法、処分方法などについて話し合い、生前に相続について決めておくことが大切です。

人が使わない家を放置しておくと

空き家を適正に管理せず放置すると、以下のような問題が発生するおそれがあります。

・建物の老朽化による資産価値の低下

・植栽や雑草等によりご近所に迷惑をかけ、環境悪化に

・防犯・防災の不安、家屋倒壊の危険

長らく家に人が住まないと老朽化が進み、いざ住もうとした時や、賃貸・売買を考えた時には条件が厳しくなったり修理やリフォーム等に多額の経費がかかってしまいます。

相続登記の手続きをお願いします

不動産を相続した場合、その不動産の名義を亡くなった方から相続した人に名義変更をする必要があり、この手続きを「相続登記」といいます。

これまで相続登記は当事者の任意に任せられていたので、登記しないまま放置されている土地が増えて問題になっていました。

このような問題を受けて、2021年4月に相続登記を義務化する法案が可決され、2024年4月1日から施行されます。

改正法が施行されると、相続の開始を知って、かつ所有権を取得したと知った日から3年以内に移転の相続登記が義務化され、それを怠った人には罰則10万円以下の過料が科せされることになります。

実際に相続登記が義務となるのはまだ少し先の話になりますが、現在相続登記が未了になっている方も。法律専門家に相談するなど早めの行動をお勧めします。

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