台湾彰化市と玖珠町は「友好交流協定」を結びました

更新日:2022年11月11日

台湾の彰化縣彰化市と玖珠町は彰化市の「彰化扇形車庫(機関庫)」と玖珠町の「豊後森機関庫」とのご縁により、11月2日にテレビ会議で「友好交流協定」を結びました。

彰化市からは林世賢市長をはじめ3名が、また、台北駐日本経済文化代表処(東京都港区) 謝 長廷 代表、 台北駐福岡経済文化弁事処(福岡市中央区) 陳 銘俊 処長、 玖珠町からは宿利政和町長、大野元秀議長ほか2名が出席し、4か所を中継で結び調印式を行いました。

 

彰化市は台湾の中西部にあり、面積は65.69平方キロメートル、人口は228,656人、世帯数78,362世帯(2021年11月現在)で年間平均気温23.3度の地方都市です。彰化縣ができて300年(2023年)を迎える新旧の魅力が詰まった街です。

台中線と海岸線が分岐・合流する交通の要衝としても発展してきています。1922年(大正11年)に建設された台湾唯一の「扇形車庫」も今年100周年を迎え、6月には台湾国定古跡となりました。扇形機関庫を所有する台湾鉄路管理局と玖珠町とは2019年(令和元年)に友好協定を締結しています。

街のシンボルの「八掛山大仏」は高さ21.6メートルあり、夜はライトアップされます。大仏前の九龍池広場は彰化市を俯瞰できます。また、周辺は「八掛山大仏風景区」と呼ばれ、自然や景色が楽しめる場所です。大仏の前には全長1005メートルの「天空歩道」もあり、台湾最長の空中歩道です。

台湾式軽食「小吃(シャオチー)」の街としても知られており、名物グルメNo1といえば、「肉圓(バーワン)」です。台湾の人たちがこよなく愛するB級グルメで、彰化が発祥の地といわれているそうです。豚肉・しいたけ・タケノコなどの餡を、サツマイモの粉や米粉などの皮で包み、揚げるか蒸すかしてタレをかけて食べます。

玖珠町でも観光協会の「玖珠的台湾飯店」の取り組みにより、町内のお店で台湾料理が食べられるようなってきています。

彰化市と玖珠町とは国際交流を通じ、相互理解と友好を促進するため、文化、観光、経済、スポーツ、教育交流等における相互交流を進めていきます。

協定後

協定書を掲げる林世賢彰化市長(画面中央)と宿利政和玖珠町長

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謝長廷代表 (上段左)彰化市(上段中央)陳銘俊処長(上段右)玖珠町(下段右)

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