玖珠町が管理する町道のトンネル点検結果及びトンネル長寿命化修繕計画について
目的
玖珠町が管理する町道のトンネルは現在3トンネルあります。
このうち、建設後50年を経過するトンネルが2トンネルあり、25年度の2049年度には全てのトンネルが建設後50年を経過します。
これらのトンネル群に対し、従来の対症療法型(重度な損傷の発生後に対応する事後的な管理手法)を続けた場合、修繕・架け替えに要するコストの増大が懸念されますが、厳しい財政状況を考慮しつつ、道路利用者に対する安全性・信頼性も確保する必要があります。
このような背景から、国土交通省が定める道路メンテナンス事業費補助制度に基づき、トンネルの長寿命化に向けた対策を行っています。
これまでの点検結果及び玖珠町トンネル長寿命化修繕計画を公表します。
取り組み
- 令和元年度に策定したトンネル長寿命化修繕計画に準じ、従来の対症療法型から、予防保全型(損傷が軽度なうちの予防修繕、また、計画的な架け替えを行う管理手法)へ転換を図り、トンネルの長寿命化、並びに将来的な財政負担の低減を図るとともに、安心・安全な通行空間の確保を図ります。
- トンネル長寿命化修繕計画を5年ごとに見直し、対策優先順位や対策方法を明確にします。
公表データ(令和6年6月策定)
点検結果の概要
1.年度別点検数
(1巡目)点検トンネル総数:6トンネル
- 平成29年度:3トンネル
- 平成30年度:3トンネル
(2巡目)点検トンネル総数:3トンネル
- 令和5年度:3トンネル
2.点検結果の概要(2巡目が終了した令和6年3月時点の数値。順次補修事業に着手しています)
健全度 | 区分 | 定義 | 施設数 |
1 | 健全 | 道路トンネルの機能に支障が生じていない状態 | 0 |
2 | 予防保全段階 | 道路トンネルの機能に支障が生じていないが、予防保全の観点から措置を講ずることが望ましい状態 | 2 |
3 | 早期措置段階 | 道路トンネルの機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態 | 1 |
4 | 緊急措置段階 | 道路トンネルの機能に支障が生じている、又は生じる可能性が著しく高く、緊急に措置を講ずべき状態 | 0 |
更新日:2024年06月28日