【福岡県から】子育て環境に惹かれて移住した内山さん

profile
内山祐介さん(38歳)
長崎県壱岐出身
大学進学により福岡へ住み始め、その後アパレルメーカーに入社。
奥様が安心して子育てをできる環境を思い、玖珠町への移住を決断。
現在は奥様のご実家の伊勢屋へ入社。
玖珠町へ移住するまで
福岡は保育園が少ないため待機児童が多いうえに、保育料の負担も大きく子供にやさしくないと感じていました。
仕事に時間を費やし、子供たちとの時間をつくれないことも気になっていて。
10年ほど前から玖珠町には来ていたので、魅力はよく知っていました。
移住してからも良いイメージはそのままです。
童話の里をうたっているだけあって、子ども向けのイベントも充実しておりとても良い環境。
子ども向けのイベントがあると声をかけてもらうことがあります。これは玖珠町ならではですよね。皆で声を掛け合って参加するのがとても楽しいです。
玖珠町は幼少期の感受性を育てる環境が充実していると感じています。
田舎は都会と比べて教育に対してハンデがあると良くいいますが、今はインターネットがあるので差は感じていないです。逆に子どもの感受性は田舎でしか得られないものがあると思います。
壱岐の港町に生まれ、祖父祖母は半濃半漁で小さなときから魚を獲ったり牛を育てる暮らしが身近でした。子どもにも似たような経験をさせてあげたいという思いがあって。
そんな思いのなかで、妻が安心できる環境で子育てができるのが一番と考え玖珠へ移住しました。
仕事について
仕事については何も考えていなかったです。
楽天家なので。何かあるだろうな、と思っていました。
しばらくは営業の仕事をしようかと考えていましたが、あるとき家族で食事をしていて、義父と義弟から「せっかくなら一緒に玖珠町を盛り上げよう」と声をかけてもらいました。
地域を盛り上げたいという思いで、丁度義弟が東京から玖珠町へ帰ってきて跡を継いでおり、若い力が1人ではなく2人ならもっと何か生まれるんじゃないかと思いました。
今の仕事の魅力は何と言ってもお得意様とのつながりですね。家族みたいに地域の方が声をかけてくれるのはすごく嬉しいです。

左から 内山さん、義父の江藤正八さん、義弟の江藤優さん
玖珠町をどう楽しんでいますか
仕事が終わった後に子どもの相手をしています。
移住前は仕事が終わるのが遅かったので、一緒に食事をとった後はすぐに子どもの寝る時間になってしまっていました。
今は子ども達との時間がかなり増えました。特に小学校1年生の男の子は体力があるのでお母さんだけで相手するのは大変です。お父さんとしかできない遊びを楽しんでいます。
休日は祖父祖母も一緒に家族で遠出を楽しむこともあります。
玖珠町で子育てをする魅力
地域で子育てができる環境がとても魅力。
親から教られること、祖父母から教えられること、地域の方に教えられること、それぞれ役割を担っていると思います。
地域ぐるみで子育てをすると、子どもの記憶に残りやすいんですよね。
人生を送っていくなかで心のよりどころにもなったりすると考えています。
移住して今感じていること
玖珠町は子どもの人口の減りがそこまで大きくないんです。
子どもが減っていないのは私の地元と比べてすごくうらやましい。
私の母校は分校になったり廃校になっています。出身校の校歌がなくなるのは本当に悲しい。
若い子たちが残りたい地元をつくるために私達30代、40代が環境をつくっていくのが大事だと思っています。
最終的には子育てしたくなる環境が必要。
今から移住される方へ
子どものことを考えると本当に良い環境です。
地域で子育てができるのは玖珠町ならではと感じています。

更新日:2022年06月07日