かっぱの証文(しょうもん)


 帆足本村(ほあしほんむら)の里あたりに善妙渕(ぜんみょうぶち)と呼ばれるふちがあり、そのふちの底にカッパが住んでおりました。

 しかし、このカッパたちは、村人がこの川の水を汚すとおこって馬や牛、ときには子供たちまでも川へ引きずり込んでいたのです。

 ある日のこと、吾作(ごさく)さんが馬を川のそばにはなしてのら仕事をしていました。川上ではおんなしゅうが麻を洗っておりました。

 カッパが、「おいみんな、あそこの馬を引きずり込んでやろうや」と、すばやく馬に飛びつきました。

 おどろいた馬はカッパを振り落そうと、村へ向ってすごいいきおいで走って行きました。 

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更新日:2011/3/18

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