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かっぱの証文(しょうもん)


 村の皆んなはやっとのことで馬をなだめふと見ると、馬のシッポにカッパがしがみついています。

 村人はくわやかまをふり上げて、カッパを殺そうとしました。

 カッパは殺されまいと、ひっしで逃げまわっているところへカッパのおやぶんが駆け込んで来て、「ちょっと待って下さい。うちのもんが悪さをしたようですがどうか許してやって下さい。お願いします。」と、村人たちにあやまりましたが、村人たちは耳をかそうとしません。

 そこへ村のしょうやさんが現われカッパの話を聞くことになり、村人とカッパはしばらく話し合い、「村人は川を汚さない。カッパは火事のとき火消しに協力する。」と約束して、カッパの書いた証文(しょうもん)をしょうやさんが預かることになりました。

 それからというものは、村人が川でおぼれ死んだり、牛や馬が流されたりすることもなくなったそうです。

 カッパの書いた証文を万一かいふうしたら、村人に一大事が起るということで、これまでかいふうしたことがなく今も大事に保管され、カッパは水の神様としてまつられるようになったということです。

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更新日:2011/3/18

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