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鬼塚古墳 【 県・史跡 】

※注 意

 熊本地震の影響で墳丘の一部に崩落がありました。安全が確認できるまで石室内への立入はできません。ご理解をお願いしたします。


鬼塚古墳

 鬼塚古墳は、伐株山の西麓に開ける扇状地の末端付近に位置し、小さな谷を望む丘陵の先端に立地する装飾古墳である。墳丘は周囲を大きく削られており、現状では直径約12メートル、高さ約4メートルの円墳である。
 墳丘は後世に川原石で覆われ、墳頂には社殿が建てられている。
 主体部は横穴式石室で、羨道部を除いてほぼ原型をとどめ、玄室と前室からなる複室構造である。
 装飾は前室と玄室を区切る右袖石の前室側や玄室奥壁、側壁など4ヶ所に見られ、奥壁には三重の同心円文や円文、船などが全体に描かれている。また、右側壁は同心円文や円文、左側壁には円文や人物が描かれている。これらの文様は赤色を基本としているが、一部白色や黄色の顔料が見られる。
 同心円文の多用と船の絵柄などから、筑後・浮羽地方の影響を強く受けたことが推定され、日田地域ののびのびとした自由画風の絵柄とは異なり、やや典型的である。特に奥壁全体に同心円文や円文を描く構図は、福岡県吉井町日ノ岡古墳の奥壁を思わせる。
 発掘調査は行われていないが、石室の構造や文様の構成から6世紀後半に推定され、玖珠川左岸一帯を支配した首長墓である。

 

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更新日:2017/9/5

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